寛容の心

2025年2月1日発行分

すでに感じておられる方も多いかと思いますが、

現代では、忙しさなどに追われて、

昔ほどのおおらかな世の中でなくなってきました。

理屈にこりかたまって、

善か悪かどちらかはっきりしないと気が済まない人も多く、

相手を許すとか、

相手を思いやるといった心の余裕がなくなってきているように感じます。

相手が少し誤っているだけで、感情的になってしまうこともありますが、

今一度、寛容の心を意識することが大切です。

マスコミでも、すぐに誰かを批判したりしていますが、

これはそれを目にした人をも暗い気持ちにさせるものです。

例えば、貧しい人がお店のパンを盗んだとします。

ある人は、「ものを盗むのは犯罪だから厳しく罰するべきだ」という意見を持ち、

他のある人は、「食べるものがなくて困っているのだから、

それくらいは許してあげよう」という意見だったとします。

これは理屈で考えると両方とも正しいですが、

どちらの心のほうが人間らしく、温かいでしょうか。

相手の誤った行動に対する批判や怒りといった感情的な気持ちを解き放ち、

相手を思いやりの心で接することによって、

自分自身も心の平穏が保たれ、明るい世界が現れてきます。

もちろん、誤った行動にも限度というものがありますが、

基本的には寛容の心を保つことが自他ともに、幸せにつながってきます。

 

私もそうですが、

ちょっとしたことで怒らず、

理屈を超えた、心に余裕のある、

器の大きな人間というものを目指したいものです。

 

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