調和

2014年2月1日発行分
■調和
世界にはいろいろな種類の民族がいますが、
地球上に複数の民族が存在しているのはなぜでしょうか。

これは、神様がそれぞれの民族が他の民族と調和して
生きてゆくために複数の民族をおつくりになられたからです。

一見、自然と共生できるような優れた民族一つだけでいいのではないかと思ってしまいますが、
人智を超えた神様の偉大な御心によって複数の民族が生まれました。

葉室頼昭先生の書籍で学んだのですが、地球上の民族は
人間の体の臓器に例えることができます。

心臓や肝臓などの臓器は、元は母親の一つの卵細胞から変化してできています。
そして心臓は心臓、肝臓は肝臓というそれぞれの役割を担うことで私たちは生きることができます。
もし、これが一つの臓器だけですと当然生きることはできません。

これと同じく、地球上でそれぞれの民族がそれぞれの特徴を活かしながら調和することによってはじめて真実のすばらしい人間社会となります。

また、よく国際化といいますと、英語を覚えて先進国の考え方に合わせることと解釈されますが、
そうではなく、各々の国がそれぞれの特色を活かしながら調和して
互いにプラスになる世界をつくることが真の国際化です。

そのためにはまず私たちはそれぞれ自分の国の歴史や世界観を知り、
誇りをもたなければなりません。

お子さんのおられる方は子供に英会話を覚えさせる前に、
正しい日本語「やまとことば」のすばらしさを知ってもらうことが大切です。

そしてこの調和はお互いに相手を思いやる気持ちから生まれます。
毎日の生活の中でも調和というものを意識しながら行動することが大切です。

「人生で一番大切なこと」は葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生

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