2015年9月1日発行分
■明るい気持ち
日本で最も尊く日本人の総氏神である伊勢の神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)様は
美しい光を持ち、その光で他の神様や世の中に調和をもたらす神様です。
日本の歴史書である「日本書紀」には天照大御神(あまてらすおおみかみ)様の
弟であるスサノオノミコトという神様が大切な田んぼを荒らしたり、機織りの機械に獣の皮を
なげつけて破壊したことに大変お怒りになり、天の岩戸にお隠れになられたと記されています。
天照大御神様が天の岩戸にお隠れになられると、世の中は昼か夜かの区別がつかないほどの闇に包まれ、いろいろな災いがおきるようになりました。
そこで他の神様達が協力して天の岩戸の前で、面白い舞を踊ったり、美しい祝詞を唱え、
天照大御神様に天の岩戸から出ていただくことに成功し、世の中が元の明るい状態に戻りました。
このように天照大御神様のお陰で明るい調和のとれた世界が保たれていますが、
この明るい光というのは理屈のない状態で、なぜ明るいのが幸せで良いのかを
理屈で説明することはできません。
しかし明るい光に照らされた状態が幸せな世界であるというのは人間なら誰でも感じます。
私たちもこの理屈のない明るい光に照らされた状態のように、何がおこっても常に明るい気持ちを保つということが大切です。
笑う門には福来るといいますが、実際に暗い気持ちや、ふてくされた状態で生きるよりも
理屈なく常に明るい気持ちを心がけるほうが物事は良い方向へいくのが
神様の真実の世界です。
また風水的にも部屋などを明るく保つと運気が良くなるといわれていますが、
これに通じるものがあります。
人間は自分の力だけで物事を解決しようとすると行き詰ったり、苦しい思いをするものですが、
そんな時にもまずは明るい気持ちを持つことが大切です。
良いことが起きると、誰でも明るい気持ちになりますが、
明るい気持ちを持つ → 良いことが起きるというのも真実です。
また明るい気持ちになるには、ありがたかったことや楽しみなこと、好きなことをイメージするのも
コツです。
明るい光に照らされた状態がなぜ良いのかというのが理屈で説明できないのと同じく、
「気持ちを明るくしただけでは目の前の問題は解決しない」といった邪魔な理屈は忘れて
明るい気持ちをもって目の前のことに全力を尽くし、
結果は神様におまかせするというスタンスが大切です。
さらに自分以外の人を元気づけたり、明るい気持ちにしてあげれば神様も大変お喜びになられます。
■抜穂祭(ぬいぼさい)
今月9月2日に伊勢の神宮の祭典などでお供えされるお米を栽培する
神宮専用の水田「神宮神田」(伊勢市楠部町)にて抜穂祭がおこなわれます。
このお祭りは五穀豊穣に感謝する伊勢の神宮で重要なお祭りの神嘗祭(かんなめさい)に奉る
ご料米の御稲穂(おんいなほ)を抜きまつり、その実りに感謝するお祭りです。
昨年の抜穂祭の様子はこちら↓
http://blogs.yahoo.co.jp/isesimagasuki/26505557.html
私たち日本人のいのちの源であるお米ですが、
いまいちど、この根本的なお恵みに目を向け、日々の食事に感謝することが大切です。
家庭でのおまつりのしかたはこちらをご覧ください↓
http://kamisamagosenzosama.com/kamidana.html
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葉室頼昭先生
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■伊勢の神宮 最新情報
http://www.isejingu.or.jp/
http://www.isejingu.or.jp/shosai/maturi/maturi4.htm
■春日大社 感謝・共生の館 最新情報
春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”で人生を生きるうえで大切な知恵が伝えられています。
春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html
以上の記事は下記メールマガジン「成功と幸せを驚くほど簡単に手に入れる方法!」
の発行分より抜粋しています。