2007年11月15日発行分
■感謝のこころ
動画による解説は下の画面中央の三角ボタンを押してください。
感謝のこころを持つというのは幸せな人生を生きるうえで
なくてはならないことですが、普段忘れがちになってしまう方も
多いのではないでしょうか。
太陽の光は、宇宙空間ではあたたかくありませんが、
地球の空気に反射することによってはじめて、あたたかい熱と
なります。
そして「感謝」というのも、空気の反射と同じように、
感謝することによってはじめて、
神様、ご先祖様からのお恵みをいただくことができるそうです。
誰でもひとに感謝されたり、認められたりするとうれしくなりますが、
神様、ご先祖様も同じように、感謝されるとお喜びになると思います。
よく神様にお祈りするといいますと、神様にお願い事をしていると
とらえる方がおられますが、本当に信心深い人というのは
お願いをするのではなく、ただひたすら感謝しているのだと
思います。
また、神社でお賽銭を投げて、「○○になりますように」とか
「○○がうまくいきますように」とお祈りをする方が多いと
思いますが、「○○になりたいからお願いします」といってお賽銭を
投げるのでは、単なる取引になってしまいます。
そうではなくて、まず先に感謝をして精一杯の努力する。
その結果、神様、ご先祖様が最善の方向に導いてくれるというのが
真実です。
私は1年間ほど前から毎日朝晩、
神様、ご先祖様に感謝のお祈りをしていますが、
決して「○○してください。」とお願いしたことはありません。
「感謝して、最善の努力をする」ただそれだけを考えています。
神様、ご先祖様、家族、周りの人、自分のからだ、
あらゆるものに感謝できるようになれたら最高だと思います。
また、感謝すると、なんだかあたたかい気分になれるのは
私だけでしょうか^^
みなさんも朝や寝る前などに「感謝する」という時間を設けてみては
いかがでしょうか。
今回は葉室賴昭宮司から教わった「感謝」についてご紹介させて
いただきました。
http://iseshinto.jp/hamurosensei.html
葉室賴昭宮司の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの
恩恵を受けているのかということがよく分かります。
「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf
■旬祭(しゅんさい)
春日大社では、毎月1日、11日、21日に旬祭(しゅんさい)と
いうお祭りが斎行されます。
この祭は、他の神社の月次祭に相当するもので、900年間一度も
欠かすことなく連綿と奉仕され、皇室のご安泰をはじめ国家の
繁栄と国民の安楽を祈る大変格式のあるお祭です。
この旬祭のうち毎月21日には祭典後神様からのおさがりで
直会(なおらい)のお食事(神米粥-しんまいがゆー)を作り、
ご参列の方々に御神徳をお分かちしております。
※直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた
御饌御酒を、神職をはじめ参列者の方々で戴くことをいいます。
また、直会に続き葉室宮司のお話しを通して日本の真実の心に触れて
頂いております。
どうぞお誘いあわせの上、ご参列ください。
旬祭の日程(通年 午前十時からの祭典です)
毎月二十一日 午前九時三十分に御参集ください。
集合場所:「感謝 共生の館」
(春日大社駐車場の北東 瓦葺の白い建物です)
祭典終了後、「感謝 共生の館」にて直会がございます。
引き続き宮司よりお話がございます。
終了は午後二時頃を予定しています。
※春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”でいろいろな研修が行なわれています。
葉室賴昭宮司は、この”感謝と共生の館”で定期的に人生を
生きるうえで大切な知恵をご教授されています。
※お申し込み、お問い合わせ先
春日大社 梓司(あずさ)課
電話番号 0742-22-7788(代表)
FAX 0742-27-2114
〒630-8212 奈良市春日野町160
※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。
春日大社ホームページはこちら↓
「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf
■絵本
先日春日大社から、絵本を購入しました。
葉室賴昭宮司が書かれた「にほんよいくに」という絵本で
全部で5巻ありますが、すべて購入しました。
まだ全部読んでいませんが、自分の子どもにぜひ身につけてほしい、
「日本人の世界観や道徳観」がわかりやすく表現されています。
この絵本を読んで感じたことを次号でご紹介したいと思います。