2013年10月1日発行分
■認める
私たちは周りから認められるとうれしいものです。
認めるの語源は「目を留める」で、ある部分に目を留めるという意味になります。
また物事を認めるには自分の中にその素養が必要になります。
自然を見て美しい、素晴らしいと感じるには清らかなこころが必要ですし、
芸術の素晴らしさが分かるには自分の中に芸術を見る目が必要です。
以前、人間はなぜ他の動物よりも高度な知能を持っているのかというお話をしましたが、
それは神様が神様の世界を認め、それを表現できる人間というものをつくろうとされたからです。
そして人間の五感は神様の世界を感じるため、手や口などは神様の世界を表現するためにあります。
決して我欲を満たすために高度な知能や手足を人間に与えたのではありません。
つまり神様も認められるのが嬉しいということですので
神様をお喜ばせするには神様の存在を認め、そのお恵みに感謝することが大切です。
日本では太古の昔から神様にお喜びいただくためにおまつりをおこなってきました。
後ほどご紹介します神宮式年遷宮もその表れです。
そして神様の存在を認めるには神様とご先祖様からいただいた知恵と
神様を感じられる感性が必要です。
知恵というのは先ほどお話しました神様がなぜ人間をおつくりになられたのかを知ることです。
この根本的なことを知ることによって毎日どのように過ごすべきかがおのずと見えてきます。
そして神様を感じられる感性を磨くには、自分の中の我欲を消すことが必要です。
現代では自分の利益をまず優先する人が増えていますが、
我欲ではなく、神様・ご先祖様や周りの人が喜ぶことをまず第一に考えて生きるのが大切です。
そして普段知らず知らずのうちに体についてしまう我欲や理屈を
人間の力だけで消すのは難しいので、神様のお力をお借りして消すための
「はらい」というものがあります。
はらいについてはこちらをご覧ください >>
■第62回神宮式年遷宮
いよいよ今月10月に伊勢神宮の式年遷宮(しきねんせんぐう)のクライマックスを迎えます。
式年遷宮(しきねんせんぐう)とは20年に一度、神様のお社、お着物、日用調度品をすべて新しくして神様に新しい神殿にお遷(うつ)りいただく、わが国最大の祭典です。
持統天皇の西暦690年(持統天皇4年)に第1回の式年遷宮が行われ、
以後1300年を経て今回の式年遷宮で第62回を迎えます。
式年とは定まった年という意味で、
伊勢神宮の皇大神宮(内宮:ないくう)は今月10月2日に、
豊受大神宮(外宮:げくう)では10月5日に新しい神殿にお遷(うつ)りいただく
遷御(せんぎょ)がおこなわれます。
この遷御は式年遷宮の中核をなす祭儀です。
この式年遷宮のように日本では非常に長い年月、神様に感謝するお祭りを続けてきたというすばらしい歴史と誇りがあります。
一時的に繁栄するのではなく、「いつまでも続いてゆく」ということが大切なことです。
神道(しんとう)といいますと宗教のひとつと思う人が多いと思いますが、
実は、神道というのは宗教という概念がなかったころのはるか昔から
日本人が大切にしてきたこころ・生活そのものです。
「神様・ご先祖様に感謝・自然との共生」など大切な世界観ですので生活に取り入れてください。
またこの遷御は10月2日の午後6時よりこちらのページで動画中継されますのでぜひご覧ください>>
人生で大切なことを「誰でも幸せになれる!最高の方法」という無料電子ブックにまとめました。
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そしてより丁寧に神様をおまつりするには神棚があります。
神棚について
「人生で一番大切なこと」は葉室頼昭先生が教えてくれます。
葉室頼昭先生
■伊勢神宮 最新情報
http://www.isejingu.or.jp/
http://www.isejingu.or.jp/shosai/maturi/maturi4.htm
■春日大社 感謝・共生の館 最新情報
春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”で人生を生きるうえで大切な知恵が伝えられています。
春日大社 感謝・共生の館 日程一覧
http://www.kasugataisha.or.jp/manabu/index.html
以上の記事は下記メールマガジン「成功と幸せを驚くほど簡単に手に入れる方法!」
の発行分より抜粋しています。