2008年2月15日号
■生かされている
動画による解説は下の画面中央の三角ボタンを押してください。
「人間は生かされている」というのが真実です。
特に現代人の多くは、人間は自分の力で生きていると考えているようです
がこれは大きな思い違いです。
もともと日本人は太古の昔から
「神様のお恵み、ご先祖様の恩、その他あらゆるものに生かされている」
ということを知って生活してきました。
そして、山などに神様をおまつりして感謝し、自然を大切にしてきました。
150億年前にビックバンがおこり、宇宙がひろがり、
その後、生物が誕生しました。
実際、太陽の光、空気、水など神様のお恵みがなければ、人間は生きることが
できませんし、ご先祖様からいただいている遺伝子についても
私たちの生命に必要不可欠なものです。
これらのことに目を向けるだけでも、感謝の心が得られるのではないでしょうか。
■感謝
太陽の光は宇宙空間では暖かくありませんが、
地球の大気に反射することにより、暖かい光となり、
私たちにお恵みをもたらしてくれます。
地球の大気と同じく、人間は「感謝」というものによって、
神様からのお恵みを得られるようになっています。
ですから、どれだけ富や名声を得たとしても、
感謝の心がなければ、決して幸せになることはありませんし、
逆に感謝の心がある人は常に幸せな状態です。
■人生の目的
「人間は何のために生きているのか」
このようなテーマについては、いろいろなところで議論されていますが、
人間の生きる究極の目的というのはやはり、
「神様をはじめ、ご先祖様や周りの人を喜ばせること」です。
例えば、日本各地で行われているお祭りやお神楽(おかぐら)は
神様をお喜ばせするために太古の昔から連綿と行われています。
私は葉室先生の本を読むまでは、
「人生はエンジョイすればそれでいい」
「楽しんだもん勝ち」
と考えていました。
たしかに楽しむことも人生において大切なことですが、
「神様をはじめ、ご先祖様や周りの人を喜ばせること」を
一番に生きるのが人生で一番大切なことではないでしょうか。
そして、神様をはじめ、ご先祖様や周りの人を喜ばせるという
精神を次の世代に伝えるというのも私たちの大切な役割です。
とかく現代では理屈だけの、受験のための教育だけを行い、
日本人としての誇りを持たせるような知恵を教えていないので、
年々おかしな日本になってきました。
今回は葉室頼昭宮司から教わった「感謝・人生の目的」について
ご紹介させていただきました。
http://iseshinto.jp/hamurosensei.html
葉室頼昭宮司の本を読むと、私たちはどれだけたくさんの
恩恵を受けているのかということがよく分かります。
メールマガジンのバックナンバーはこちらからお読みいただけます。
http://www.iseshinto.jp/column.html
「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf
神棚はインターネットで購入することができます。
http://www.ise-miyachu.co.jp/
■旬祭(しゅんさい)
春日大社では、毎月1日、11日、21日に旬祭(しゅんさい)と
いうお祭りが斎行されます。
この祭は、他の神社の月次祭に相当するもので、900年間一度も
欠かすことなく連綿と奉仕され、皇室のご安泰をはじめ国家の
繁栄と国民の安楽を祈る大変格式のあるお祭です。
この旬祭のうち毎月21日には祭典後神様からのおさがりで
直会(なおらい)のお食事(神米粥-しんまいがゆー)を作り、
ご参列の方々に御神徳をお分かちしております。
※直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた
御饌御酒を、神職をはじめ参列者の方々で戴くことをいいます。
また、直会に続き葉室宮司のお話しを通して日本の真実の心に触れて
頂いております。
どうぞお誘いあわせの上、ご参列ください。
旬祭の日程(通年 午前十時からの祭典です)
毎月二十一日 午前九時三十分に御参集ください。
集合場所:「感謝 共生の館」
(春日大社駐車場の北東 瓦葺の白い建物です)
祭典終了後、「感謝 共生の館」にて直会がございます。
引き続き宮司よりお話がございます。
終了は午後二時頃を予定しています。
※春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”でいろいろな研修が行なわれています。
葉室頼昭宮司は、この”感謝と共生の館”で定期的に人生を
生きるうえで大切な知恵をご教授されています。
※お申し込み、お問い合わせ先
春日大社 梓司(あずさ)課
電話番号 0742-22-7788(代表)
FAX 0742-27-2114
〒630-8212 奈良市春日野町160
※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。
春日大社ホームページはこちら↓
「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf
■毎日神様、ご先祖様に手を合わせて生活していると
本当に何か目に見えない力に助けられていることが実感できます。
仕事のトラブルも全くないし、すべてが順調でありがたい限りです。
最後までお読みいただきありがとうございます。