2007年11月1日発行分
■「ムスビ」のちから
動画による解説は下の画面中央の三角ボタンを押してください。
湯川秀樹博士が「中間子」というものを発見してノーベル賞を受賞
しましたが、中間子とはモノとモノとを結びつける波動のことです。
また、この中間子によって「クウォーク」という波動は結ばれて
素粒子という波動になります。
そしてこの素粒子はさらにいろいろな素粒子と結びついてさまざまな
素粒子となり、陽子と中性子という素粒子が結びつくと核という
ものができます。
次に(長くてすみません;)この核と電子が結びつくと
原子ができ、原子同士が結びつくと分子ができていろいろな物質が
成り立っているわけです。
このように世の中すべてのものはこのモノとモノとを結びつける力
(ムスビの力)によって成り立っています。
そして、ムスビの力には中間子のように、波動から物質へと、
「目に見えないものを目に見えるものにする力があるわけです。
このムスビの力ですが、驚くべきことに、日本史の教科書にも
出てきた「古事記」のなかにその存在が記されています。
古事記の最初の部分には以下のように書かれています。
天地(あめつち)の初発(はじめ)の時、高天原(たかまがはら)に
成りませる神の名は、天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、
次に高御産巣日神(たかみむすびのかみ)、
次に神産巣日神(かみむすびのかみ)。
此の三柱の神は、並独神(みなひとりかみ)成り坐(ま)して、
身を隠したまひき。
このように世の中のはじめには、ムスビの神さまがいました
と記されています。
科学などのなかったころになぜ中間子(ムスビの力)の存在が
記されていたのか不思議ですね。
この「古事記」ですが、
これは千三百年ほど前に太安万侶(おおのやすまろ)という人が
稗田阿礼(ひえだのあれ)という人の言葉を聞いて
それに漢字をあてはめて書いたものです。
それまでは古事記は代々、人から人へと口伝えに伝えれられて
きましたが、もともとは神さまが音声で詠じだされたものだと
いわれています。
また、戦後の理屈重視の教育の影響なのでしょうか、
「目に見えないものは信じない、
科学で証明できないものは信じない」
という人がたくさんいますが、
世の中には「中間子(ムスビの力)」のような
「目に見えないもの」のほうが「目に見えるもの」よりも
たくさんあるのかもしれません。
今回は葉室頼昭宮司から教わった「ムスビの力」について
ご紹介させていただきました。
http://iseshinto.jp/hamurosensei.html
葉室頼昭宮司の本を読むと、私たちはどれほどたくさんの
恩恵を受けているのかということがよく分かります。
■葉室宮司特別講話
「結婚・この神秘な出会いの不思議」
春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫であります。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた
”感謝・共生の館”でいろいろな研修が行なわれています。
■戦後、日本の過去の歴史や伝統は戦争につながる悪いことだと
言って過去の歴史を否定し、外国から入ってきた理屈だけの教育を
行なって六十年も過ぎてしまいましたので、いま日本の国始まって
以来という乱れた世の中になってしまっております。
■特に、結婚は親同士が決めるのは間違っている、見合い結婚は
時代遅れだ、結婚は恋愛で結ばれるのが最高であると思い込み、
自由、自由だと言って自分たちの思うとおりの結婚がされてきました
が、その結果、少しでも性格が合わないと平気で離婚し、そのため
家庭が崩壊し、何分かに一組、離婚が行なわれているというような、
信じられないような状態になりました。若者や子どもたちの中には
常識では考えられないようなことを行なう者が出てきておりますが、
これも間違った結婚に原因があるのではないかと思うのです。
■神さまが何のために地球上に人間をお作りになったのか。
そして何のために民族というものをお作りになったのか。
民族は民族としての原点を持って生活し、そして民族のいのちを
伝えております。
結婚もその一つでありまして、どの民族もその民族特有の結婚を
行っております。それなのに、かっこいいという理由だけで
日本民族の原点である神社での神前結婚を行なわず、若者同士が
考える勝手な結婚をしていることが多いのですが、これは流行では
なく、民族の文化を滅ぼし、民族のいのちを失う姿であります。
■この原点について葉室宮司は、いつも本に書いたりお話をされて
おりますが、今回を良い機会としまして、改めて皆さまに
「結ばれる」ことの真実の意味、そして日本人の結婚の原点について
のお話しをされることになりました。特に、日本人としての真実の
結婚の姿を肌で感じて頂こうと、日本伝統の装束、衣冠・十二単を
実際に着装して、厳粛な神前結婚式の一端を実際に行う予定です。
■この乱れきった現代の姿を、もとの正常な姿にせねばなりません。
どうか日本人の素晴らしい伝統、生き方に触れたい心ある方々
お誘い併せの上、一人でも多くの方にご参列を頂きますよう
ご案内申し上げます。
日 時: 平成19年11月10日(土)午前9時受付
場 所: 春日大社内 ”感謝・共生の館”
日 程: 9:00 ”感謝・共生の館”ロビーにて受付を始めます。
9:30 葉室宮司の特別講話が行なわれます。
11:00 ご一緒に『にほんよいくに』④を読みます。
12:00 神米粥による昼食・休憩
12:30 伝統装束、衣冠・十二単の着装
13:30 感謝のお祭り・神前結婚式を執り行います。
14:30 御本社、そして金龍神社をご参拝いただきます。
15:00 終了・解散(予定)
備考:研修に際して神さまへの感謝のお供え7,000円
(昼食代を含みます)をお納めください。
今回、『にほんよいくに』④をテキストとして使いますのでご持参
下さい。
もしお持ちでなければ”感謝・共生の館”にて扱って
(1,200円)おりますのでお求め下さい。
※お申し込み、お問い合わせ先
春日大社 梓司(あずさ)課
電話番号 0742-22-7788(代表)
FAX 0742-27-2114
〒630-8212 奈良市春日野町160
※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。
【交通】JR・近鉄奈良駅よりバス「春日大社本殿行き」終点、
または市内循環バス「春日大社表参道」下車、徒歩約10分
※駐車台数に限りがありますので、なるべく公共交通機関をご利用
ください。尚、シーズン中のため、場合によっては駐車出来ない
こともありますので予めご了承ください。
春日大社ホームページはこちら↓
http://www.kasugataisha.or.jp/
■「神棚ってどうやってお祀りしたらいいの?」という方は
こちらをお読みください↓
http://iseshinto.jp/osonae.pdf
■旬祭(しゅんさい)
春日大社では、毎月1日、11日、21日に旬祭(しゅんさい)と
いうお祭りが斎行されます。
この祭は、他の神社の月次祭に相当するもので、900年間一度も
欠かすことなく連綿と奉仕され、皇室のご安泰をはじめ国家の
繁栄と国民の安楽を祈る大変格式のあるお祭です。
この旬祭のうち毎月21日には祭典後神様からのおさがりで
直会(なおらい)のお食事(神米粥-しんまいがゆー)を作り、
ご参列の方々に御神徳をお分かちしております。
※直会(なおらい)とは、祭りの終了後に、神前に供えた
御饌御酒を、神職をはじめ参列者の方々で戴くことをいいます。
また、直会に続き葉室宮司のお話しを通して日本の真実の心に触れて
頂いております。
どうぞお誘いあわせの上、ご参列ください。
旬祭の日程(通年 午前十時からの祭典です)
毎月二十一日 午前九時三十分に御参集ください。
集合場所:「感謝 共生の館」
(春日大社駐車場の北東 瓦葺の白い建物です)
祭典終了後、「感謝 共生の館」にて直会がございます。
引き続き宮司よりお話がございます。
終了は午後二時頃を予定しています。
※春日大社は千三百年の歴史があり、日本の伝統文化の宝庫です。
これを理屈ではなく肌で知っていただこうと、境内に建てられた”
感謝・共生の館”でいろいろな研修が行なわれています。
葉室頼昭宮司は、この”感謝と共生の館”で定期的に人生を
生きるうえで大切な知恵をご教授されています。
※お申し込み、お問い合わせ先
春日大社 梓司(あずさ)課
電話番号 0742-22-7788(代表)
FAX 0742-27-2114
〒630-8212 奈良市春日野町160
※感謝 共生の館には、JR・近鉄奈良駅よりバスが便利です。
春日大社ホームページはこちら↓
http://www.kasugataisha.or.jp/
先日、妻の祖父母の墓参りに行ってきました。
兵庫県多可町という自然豊かなところで、気持ちの良い景色も
堪能することができました。
妻のお父さんの実家にも行きましたが、山沿いの自然豊かな場所に
住んでおられ、結構うらやましい気もしましたが、
「この時期は草を抜く時にハブがでてくるから怖い」とか
「イノシシや鹿が結構出てくる」というお話を聞いて、
自然豊かな場所に住むのも結構大変なのかなと感じました^^;